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3月に生まれた、亡くなられた音楽家

こんにちは、
ともやんです。

3月に生まれた、亡くなられた音楽家

3月の生まれた、または亡くなった著名な音楽家を紹介します。

■3月1日

ディミトリ・ミトロプーロス(1896-1960)
1896年3月1日アテネ生まれ。作曲をブゾーニ、指揮をエーリヒ・クライバーに師事。

1930年にベルリン・フィルに招かれた際に急病のエゴン・ペトリに代わってプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を弾き振りして注目を集め伝説的な存在になりました。

1937年ミネアポリス交響楽団(現ミネソタ管弦楽団)、49年にニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督に就任。NYフィル退任後は、世界のオーケストラに客演していたが、1960年11月2日にミラノ・スカラ座でマーラーの交響曲第3番のリハーサル中に倒れ帰らぬ人となった。

ミトロプーロス マーラー 交響曲選集

 

マーラー演奏についてワルターとバーンスタインを繋ぐ指揮者というばかりでなく、もっと尊敬されてしかるべき存在の巨匠ミトロプーロス。その深みある名演が甦ります。

当セットには、ニューヨークフィルとの「巨人」を収録。これはミトロプーロスらしい深い呼吸の名演で、マーラー後期の傑作にも見劣りしない威厳すら感じます。

第5番は、第4楽章から第5楽章の静かな部分でノイズが発生するのが惜しいものの、ニューヨークフィルから鈍色の響きを紡ぎ出し、お祭り騒ぎに堕さないシリアスな解釈。

第6番は、この時代には珍しくスケルツォを第2楽章においた演奏。地の底から響くようなド迫力です。

第9番は、入手困難なウィーンフィルとの演奏が採用されております。山の彼方から聴こえてくるような、人間業とは思えない神々しさを持つ演奏で、ウィーンフィルも尋常ならざる緊迫感で応えます。この後1カ月も経たずに巨匠は黄泉の世界に旅立ってしまうのです。

 

■3月4日

ベルナルト・ハイティンク(1929-2021)
1929年3月4日、アムステルダム生まれ。90歳まで現役を続け2020年に引退し、2021年10月21日に逝去。

1955年頃から指揮者として活動し、オランダ放送フィル、コンセルトヘボウ管、ロンドン・フィル、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、シュターツカペレ・ドレスデン、シカゴ響の首席指揮者や音楽監督を歴任し、ウィーン・フィルやベルリン・フィル等にも度々客演し、常にトップクライスの指揮者として活躍してきた人。

と書くと凄いスター指揮者のイメージだが、実際はあくまで正攻法で堅実な演奏スタイルでオーケストラから信頼され聴衆からも愛された指揮者だと思います。

ショスタコーヴィチ: 交響曲全集、管弦楽曲集、チェロ協奏曲第1番、他<タワーレコード限定> ベルナルト・ハイティンク 、 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 、 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

作品像を塗り替えたハイティンク渾身の超名盤・名録音を最新復刻。"チェロ協奏曲第1番"を今回BOXに追加収録。約100ページの解説書付!最終保存盤

リリース当時、西側で初めてのショスタコーヴィチの交響曲全集として非常に高い評価を得た、ハイティンクの代表的な録音のひとつ。ロンドン・フィルとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団という2つのオケを使って、まだ冷戦時代であった当時では最大限の解釈とDECCAによる良質な録音により、優れた見識で見事に各曲を描き切ってみせた、当事者(国)以外での制作では最大級の名盤です。

■3月5日
ニコラウス・アーノンクール(1929-2016)
1929年12月6日ベルリン生まれで、グラーツで育つ。

ウィーン交響楽団のチェロ奏者をしながら、1953年ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを設立し、ピリオド楽器演奏の先駆的存在となった。80年代からは、コンセルトヘボウ管、ヨーロッパ室内管に客演。またウィーン・フィルやベルリン・フィルにも頻繁に招かれ名演を残しています。

ブルックナー: 交響曲第3,番 第4番, 第7番, 第8番 (TELDEC録音集成)<タワーレコード限定>

TELDECに残した全ブルックナー録音を集成。3つのオケを振り分けた、アーノンクールにしかない至高のブルックナー観が炸裂!

1994年に録音された3番より突如始まったアーノンクールによるブルックナー録音は、予想通り様々な意味で話題になり、その論争は未だに現在も継続中です。スコアの意味を解きほぐしてゆくその音は、従来のブルックナー演奏史を覆すくらいスリリングで、また魅力的なものです。コンサートにおける単なる音の饗宴を排除した、明晰な理論と確信に基いたその解釈は一点の曇りもありません。全ての音楽ファンに捧げる、歴史を変えた貴重な演奏です。

■3月6日
ロリン・マゼール(1930-2014)
1930年3月6日パリ近郊の生まれ、2014年7月13日死去。

5歳からヴァイオリン、7歳から指揮を学び、アメリカ各地のオーケストラに招かれ神童と騒がれました。しかし、ついた先生がちゃんとしていてきちんとピッツバーグ大学で音楽以外の学問も並び、神童として終わることはなかった。

指揮者としての正式デビューは1953年。以来、60年代からはベルリン放送響、ベルリン・ドイツ・オペラ、ウィーン国立歌劇場等の音楽監督を歴任。

72~82年はクリーヴランド管、88~90年はフランス国立管の音楽監督、84~96年ピッツバーグ響の音楽監督、93~2002年はバイエルン放送響の首席指揮者、2002~09年はニューヨーク・フィルの音楽監督と重要なポストを歴任。2004年からはアルトゥーロ・トスカニーニ・フィルの音楽監督を務めた。

J.S.バッハ: ブランデンブルク協奏曲全曲<タワーレコード限定> ロリン・マゼール 、 ベルリン放送交響楽団

マゼールがフリッチャイの後を継ぎ、ベルリン放送響の音楽監督に就任した直後の録音。この1ヶ月後には既に当Vintageシリーズとして発売済の「管弦楽組曲」全曲も録音していました(2010年発売。PROC1061)。発売当初、特に高名な音楽評論家が大絶賛したこともあり、若き日のマゼールを語る上では外すことができない演奏です。「管弦楽組曲」と同様に、モーリス・アンドレ(2番)をはじめとした一流のソリストも多数参加しているのも注目に値します(他にオーボエのパッシンやヴァイオリン・ソロでは、当時ベルリン放送響の第1コンサートマスターであった豊田耕児が一貫して担当。また4番の相方ではデボストも参加)。
現在においてバッハのロマンティックな表現やモダン・オケによる演奏は敬遠される傾向にあるとはいえ、引き締まった堅牢な響き、そしてマゼール独自のセンスある解釈は現在においても必聴です。

■3月8日
ミヒャエル・ギーレン(1927-2019)
1927年7月20日ドレスデン生まれで、2019年3月8日に死去。

ストックホルム王立歌劇場、ベルギー国立管、フランクフルト歌劇場の首席指揮者を務めた後、1978年にBBC響の首席指揮者、80年にはシンシナティ交響楽団の音楽監督に就任しています。

その後1986年にはコルドの後任として南西ドイツ放送響の首席指揮者に選ばれ、得意の現代曲を中心に幅広いレパートリーを披露し録音も多く残しています。

ミヒャエル・ギーレン・エディション 第9集(ベートーヴェン交響曲全集)

第9集となる今作は、交響曲全曲を中心に収めたベートーヴェン作品集。ベートーヴェン生誕250年の記念年にふさわしいBOXセットです。

1997年から2000年収録の交響曲全集は、ギーレンにとって2度目の録音。彼のイメージが確立されたとされる、一切の虚飾を排した1980年代~90年代の1回目録音に比べ、ここでのギーレンは、若干ゆったりとしたテンポと豊かな表現による演奏を行っています。また、今回のエディションには、2007年の「ミサ曲 ハ長調」などいくつかの初出音源が含まれているだけではなく、交響曲第3番では、1970年のフランクフルト放送交響楽団、1980年のシンシナティ交響楽団(VOX音源)、1987年のバーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団(映像)を加えた計4種類の演奏を収録。切れ味鋭い初期の演奏から後期のゆったりとした演奏まで、聴き比べを存分に楽しむことができます。

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ともやん。1957年(昭和32年)富山市生まれ。小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏を観てから、クラシック音楽に興味をもち、今日まできました。クラシック鑑賞歴50年。
現在、LP・CD・カセットテープを含めて1000枚以上を所有。日々、名盤、珍盤、とんでも盤を聴き求めています。好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、モーツァルト。現在、妻と猫3匹と横浜在住。

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